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– License says 本日リリース –

「産むのを助ける」だけじゃない。”働きながら生きる”ひとたちに寄り添うための、助産師向けリスキリングサービス「License says」誕生

いのちにまつわる社会問題を解決する助産師ベンチャー、株式会社With Midwife(本社:大阪市、代表取締役:岸畑 聖月、以下弊社)は、助産師の新たなスキル習得を応援するリスキリングサービス「License says」を2022年6月10日13:00にリリースいたしました。「License says」では社会で働く方々をサポートする上で私たちが必要だと感じた、ヘルスケアやキャリア、社会制度などの知識やスキルを系統立てて学ぶことができます。
これにより、助産師が社会に出るための新たな一歩をサポートし、自身の健康や出産育児などで悩む人々が実践的で質の高いケアを気軽に受けることができる社会をつくります。

「License says」とは

License saysは、社会で暮らすひと・働くひとにもっと寄り添うために、各分野の専門家と共に制作した、助産師向けのリスキリングサービスです。License saysでは、THINK・HAVE・SENDの3つのライセンスを提供いたします。
助産師のスキルの中で、出産の場で必要とされるスキルと地域社会の場で必要とされるスキルは大きく異なります。最先端の医療だけでなく、ビジネス・ブランディング・ITスキルまで網羅した学びを提供することで、助産師の新たな一歩を総合的にサポートします。

代表メッセージ

License saysは、創業前の私が本当に欲しかったサービスです。19歳で起業し、大学院で助産学を学び、多様な経験と幅広い知識を持ってWith Midwifeという2度目の起業を試みた”つもり”でした。しかし、病院を出て現代を生きる人のケアに向き合った時、自分の知識のレパートリーの少なさに焦りと大きな申し訳なさを感じました。それは病院の中で知ったヘルスケアの知識だけでは足りず、専門性に加え、ビジネスマナーや伝える際に使う資料のデザイン、現代人の背景(社会制度や実情)、ダイバーシティやSDGsなどの時事的なトピックを含め、包括的に知らないと本当にいいケアができないと感じたからです。
しかしもっと学ばなければと感じた一方で、「正直何から学べばいいのかわからない」と悩んだのも事実です。だからこそ、10,000人を超えるリアルな声をもとに、多様な講師陣に監修していただき、今私たちが特に知っておくべきことを、License saysのカリキュラムに練り込みました。また、受講後の継続的な学びの場も提供していく予定です。

saysを通した体験全てが、私と同じように一歩を踏み出すことを決めた助産師さんたちの糧になり、私たちがめざす日常の中で助産師が活躍する社会につながることを心から願っています。

株式会社With Midwife
代表取締役 岸畑 聖月

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岸畑 聖月

Mizuki Kishihata 岸畑 聖月

株式会社With Midwife 代表取締役
公益財団法人大阪産業局 女性起業家応援プロジェクト プランニングマネージャー
社会医療法人愛仁会千船病院 助産師

14歳の時の闘病の経験から助産師を志す。2011年、香川大学医学部看護学科に在学中に一度起業を経験し、事業を全国に展開。ビジネスとして社会に価値を提供することへの可能性を感じ、「これからの時代を支えるために助産師の価値を最大化するシステム構造が必要」と考える。その後助産学・経営学を学ぶため京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻高度実践助産学に進学、卒後2016年には助産師として年間約2,000件以上のお産を支える総合病院に勤務を開始。入職から3年、病院では救えない命を守るため計画実行は急務であると、プランを前倒しての起業を決意し、2019年には病院勤務を継続しながら株式会社With Midwifeを設立。メイン事業である顧問助産師サービス「The CARE」は竹中工務店グループやタカラベルモント株式会社をはじめ大企業を中心に導入が進み、その有用性を経済産業省、東京慈恵会医科大学とともに検証するなどパブリックに得た知見を開示している。また、株式会社赤ちゃん本舗や信州大学との連携プロジェクトを統括するほか、内閣府主催少子化社会対策大綱における検討会において有識者として出席。パーソルキャリア株式会社主催「はたらく女性の活躍と健康を考える会」のコミュニティ有識者、また公益財団法人大阪産業局で女性起業家支援にも従事する。

松本 明弥香

Ayaka Matsumoto 松本 明弥香

株式会社With Midwife 取締役

1990年生まれ、香川県出身。助産師/看護師/保健師。京都大学にて看護師、保健師の免許を取得後、京都大学大学院にて助産師の免許を取得。卒業後は大阪府内の地域周産期医療センターにて看護師、助産師として勤務する。助産師として勤務する中で、病院だけでは解決しきれない家族の悩みや助産師のバーンアウトを目の当たりにし、今の時代にあった仕組みづくりをしたいと考える。株式会社With Midwife創業メンバーであり、現在は助産師コミュニティの運営や広報、経理などのバックオフィスを主に行っている。

竹﨑 澪

Mio Takezaki 竹﨑 澪

株式会社With Midwife
Development Manager

1990年生まれ大阪府出身。助産師/看護師/保健師/心理カウンセラー。大阪大学卒業後、京都大学大学院を修了。大阪府内総合病院 助産師・内科看護師兼務。新生児訪問事業、訪問員・塾講師としての経歴ももつ。流産・不妊治療・助産院での第1子出産を経験。医療系ベンチャー企業で営業補佐・広報・サービス管理業務に従事した後、2021年2月株式会社With Midwifeに入社、Development Managerに就任。現在は、顧問助産師として働く方々を心身ともにサポートしながら、管理者としてサービス保守にも従事。目の前の一瞬、目の前の人のために動くことを大切にしている。

江村 和世

Kazuyo Emura 江村 和世

大阪医科薬科大学 精神神経科 非常勤医師

精神科医師。“不健康以上、病気未満”の方にアウトリーチする目的で2021年4月から産科外来にて「周産期心のケア外来」を開設。大阪市鶴見区役所保健福祉課 嘱託医。梅花女子大学大学院 現代人間学研究科兼任講師。人は変化の時期を通過して、新しい自身と出会います。周産期はライフコースの中でも特に大きな変化の時期です。助産師さんはママと赤ちゃんそしてパパの心の支えとなり、ママがママとしてパパがパパとして産まれるのを助けてくださっています。「メンタルについては専門ではないから」そんなことはありません。精神医学の側面から助産師さんの大きな可能性についてお伝えし、医療の外でも自信と誇りをもってご活躍いただけるよう応援しています。

原 幸彦

Yukihiko Hara 原 幸彦

オフィスSPIRITS 代表

経営コンサルティング業「オフィスSPIRITS」代表。スポーツ用品メーカー・ミズノ株式会社で本社総務課長だった時、たった1年間で7人の現役社員が亡くなる事態を経験し、「社員とその家族の健康の大事さ」に目覚める。54歳で早期退職後に独立開業し、「カラダ・ココロ」と「シコウ(思考)」の3つの健康軸をもとに、健康経営に取り組みたい企業をサポート。「10年で100社のホワイト企業創出」を目標に掲げて活動中。このほか、国の支援機関「よろず支援拠点」や商工会の特別経営指導員等として、地域の中小・小規模事業者に寄り添う「熱い経営支援」を実践中。中小企業診断士・社会保険労務士・健康経営エキスパートアドバイザーなどの公的資格あり。

猪熊 真理子

Mariko Inokuma 猪熊 真理子

株式会社OMOYA 代表取締役/女子未来大学ファウンダー

東京女子大学 心理学科卒業。認定心理士。学生時代に女性の自信形成に興味を持ち、心理学を学ぶ。2007年(株)リクルートに入社。「ゼクシィ」や「Hot Pepper Beauty」などで事業戦略、ブランドプロモーション戦略、マーケティングなどに携わる。会社員の傍ら、「女性が豊かに自由に生きていくこと」をコンセプトに、講演やイベント、セミナーなどで女性支援の活動を行い、延べ5千人を超える女性たちと出逢う。 (株)OMOYAでは、経営・ブランドコンサルティングや企画マーケティング、企業内や社会のダイバーシティ・マネージメント改革、組織開発などを行う。多様な価値観の中の多様な幸せを女性たちが歩めるような未来を目指して女性のキャリア支援、心理的な支援活動などを行っている。

渡邉 安衣子

Aiko Watanabe 渡邉 安衣子

京都あいこ助産院
性の健康教育実践研修会代表

愛知県出身。助産師/看護師。名古屋大学医療技術短期大学部(現・名古屋大学)看護学科・助産学科卒業。総合病院産婦人科・小児科,助産院、京都市こどもはぐくみ室勤務の後、現在は出張開業助産師として、助産院での出産のサポートや女性の個別相談に応じている。学生のころから継続している性教育活動では20年を超し、現在、年間約80回講演、6000人の人へ性といのちの話を伝えている。助産師は女性の一生のサポーターであることは、妊産婦さんへの対応時だけでなく、性教育活動からも実感し、マイ助産師として、「とりあえず、あいこさんにきいてみよ」そんな気楽な助産師でありたいと思い活動している。京都府助産師会理事、中・高・大学生の3児の母。

井本 達也

Tatsuya Imoto 井本 達也

株式会社With Midwife Branding Maneger
公益財団法人大阪産業局 フェロー
saturdays株式会社 代表取締役

1977年生まれ。岡山県出身。株式会社ワールド、デザイン事務所、独立行政法人中小企業基盤整備機構、公益財団法人大阪産業局など、ファッション×デザイン×行政サービスの経験をベースに2017年からフリーランスとなり、大阪・東京・岡山・大分で事業プロデュースを中心に活動。現在は、近畿2府5県で展開中の大阪産業局が主催する女性起業家応援プロジェクトの総合プロデュースや、大分県で役員をしている会社が実施する、多世代多様な人を主役にしていく事業ブランド・クリエイティブを年間事業として6つ運営。2021年4月に、saturdays株式会社として、「遊びをきっかけに躍動する経済を」をコンセプトに、法人を設立。より幅広くこれまでお世話になった方々の縁を結び、新しい時代のコミュニケーションシップを実行する会社にしたいと思っています。

重見 大介

Daisuke Shigemi 重見 大介

株式会社Kids Public 産婦人科オンライン代表

産婦人科専門医 / 公衆衛生学修士 / 医学博士。2010年に日本医科大学を卒業。その後、大学病院や市中病院で産婦人科医として臨床に従事する。公衆衛生学を学ぶため、2018年に東京大学大学院公共健康医学専攻(SPH)を卒業。同年4月より東京大学大学院博士課程に進み、2022年に修了。主にヘルスケアビッグデータを用いた臨床疫学研究に従事している。また、2018年より株式会社Kids Publicに参画し、産婦人科領域のオンライン相談サービスを提供する「産婦人科オンライン」の代表を務める。このほか、「女性の健康と社会課題の解決」を活動の軸とし、企業や学生を対象とした講演や、HPVワクチン啓発プロジェクト(みんパピ!)運営、SNSやYahoo!ニュース個人オーサー等での医療情報発信に取り組んでいる。

塩田 敦子

Atsuko Shiota 塩田 敦子

香川大学医学部医学科健康科学
大学院医学系研究科看護医科学 教授

医学博士/日本産科婦人科学会専門医/日本東洋医学会漢方専門医/日本女性医学学会専門医/日本がん治療認定医機構認定医。三重県生まれ。1987年東京医科歯科大学医学部卒業。産婦人科医として同附属病院および香川大学医学部附属病院にて診療、2021年より現職。大学で看護師・助産師のたまごを教えながら、外来産婦人科診療、地域の健康相談、不妊・不育相談、高校・大学での性教育、更年期・老年期世代への講演など、女性をまるごと支えたいとの思いで活動しています。正確で最新の知識をもったうえで、エンパシーを働かせた看護師さん・助産師さんの「言葉」「手当て」という何にも優る治療薬を、たくさんの女性達にさしあげてほしいと願っています。

やまがた てるえ

Terue Yamagata やまがた てるえ

NPO法人子育て学協会/育ち合う家族・母の樹代表

"助産師/チャイルドファミリーコンサルタント。臨床経験5年、自身の妊娠出産子育てを経て、子育てをしながら地域子育て支援へと活動を変える。現在子育て支援者として15年目2000人以上の親子の子育て相談や、200名以上の個別カウンセリングなども行っている。子育て支援を母親中心から、家族支援へとシフトチェンジしたくNPO法人子育て学協会のチャイルドファミリーコンサルタントとしても活動中。性教育、女性の健康、産後ケアにまつわる著作6冊、現在7冊目執筆中。近著は【13歳までに伝えたい男の子の心と体のこと】講演会や講座監修なども行っている。ほかNPO法人へその緒の会理事、NPO法人ちぇぶら理事。松戸市教育委員会教育委員。

奥西 麻衣

Mai Okunishi 奥西 麻衣

UMI代表

保育士/幼稚園教諭/保活モデレーター。2児の母。自身の出産を機に産前産後の親への支援に興味を持つ。保育現場で、子どもたちとの関わりと同じくらい親への関わりや育児支援が必要と感じ、現場の外からの切れ目のない子育て支援を目指す。主に自身の保活の体験、そして幼稚園、保育園両方での勤務実績と知識を元に保活セミナーを行う。その他にも、大阪市子育て支援事業、料理サービス事業、保活、幼稚園、トイトレセミナーの講師業、親子向けイベントのの監修も行う。

鈴木 聡子

Satoko Suzuki 鈴木 聡子

千葉大学大学院看護学研究科

1978年生まれ。東京都出身。幼いときから赤ちゃんが大好きで助産師となる。周産期病棟や大学の母性看護学助手としての勤務を経て、青年海外協力隊の活動でガーナ(アフリカ)にいたときに東日本大震災があり、災害時の母子支援に関心を持つ。帰国後、助産院での勤務を経て、ネパール地震、熊本地震、令和元年東日本台風、モザンビークサイクロン等、国内外での災害支援活動に参加。子連れ防災、アクティブ防災などに取り組むNPO法人ママプラグではファシリテーターとして活動。現在、災害時に妊娠されていた女性の声を反映した支援を検討するため、妊娠している女性や看護職の経験を踏まえた研究に取り組んでいる。

廣瀬 智一

Tomokazu Hirose 廣瀬 智一

合同会社HRS 代表
株式会社Beso 社外取締役
BAMBOO INCUBATOR メンバー
大手通信会社マネージャー

1985年生まれ。栃木県出身。大学院修了後、製薬会社の研究開発部門において日本及びアジア地域の臨床試験計画の立案と実行を担当。独立後は、大手製造業や創薬ベンチャー、公的研究機関の研究開発・新規事業戦略の立案と実行を支援。また、京都大学大学院薬学研究科にて創出された研究成果の事業化推進責任者としても活動。その後、ヘルスケア系スタートアップを創業し、大企業との事業共創やベンチャーキャピタルなどからの資金調達を実行。現在は大手通信会社にてヘルスケア/メディカル領域の新規事業開発を担当。また、スタートアップの社外取締役や新規事業開発業務、AMEDや経産省、自治体によるスタートアップ支援プログラムのアドバイザーなどを務める。